なぜ日本は『失われた世代』を生んだのか。
100万人の若者を自閉させるこの国の悲劇。
日本の風邪が治らない本当の理由。 いったい、日本に何が起きたのだろうか?
精密に設計、構築されたさまざまな形のビジネスおよび社会関係を通じて、
夜明け間近のアジア世紀を、
そして世界経済のあらゆる部門を支配しようとしていたこの国は、
なぜ道を見失ってしまったのか。
日本はなぜ、現在にいたるまで、自信を取り戻すことも、
立ち直ることもできずにいるのか。
日本のシステムのかつての長所は、いつ、どのようにして
弱点に変わってしまったのか。
そして、アメリカその他の豊かな先進工業国の国民は、
このことから何を学ぶことができるだろうか。
10数年に渡って続く
異質な経済不況。
『半分の日本人は
本当の日本を知らない、後の半分は
無視をしている』。
若者のひきこもりは
『精神病』ではなく 『社会病』。 このような『ひきこもり』の症状は、
日本国でしか見られない。
著者:マイケル・ジーレンジガー
訳 : 河野純治 光文社より
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アメリカ人のジャーナリズム、マイクが日本の実態をすっぱ抜きです。
ちょっとだけ、『ん?どうかな?』って思うところもありましたが、
見事な観察&調査&分析で、
なんで多くの若者が『ひきこもる』のかがよくわかります。
悪いのは現代の親か、教師か、政治家か、
それとも私たちが背負い続けている、伝統や歴史なのか。
日本を取り巻くいろんな形態が、『ひきこもり』をこんなにも
膨れ上がらせてしまった・・・。
自分は、もしくは自分の子供は、『ひきこもり』じゃないから関係ない、
とはもはや言い切ることはできないようです。
日本の大人達はこの本を読んで自国の実態と向き合い、
この先どう行動を起こしていくのかをよく考えるべきだ、と思いました。
『50年後、この国が消えてなくなる』 ことのないように・・・。