『日本人と多重人格』

  cazorlaさんのリクエスト、『日本人と多重人格』について、
  お答えします!
***************************************
 
   日本人は他国と比べて、二重人格や多重人格の症例が少ない

   考えられる理由

   日本人は、『建前』と 『本音』を使い分けるよう育てられるので、
   (意識的に教育されなくても、親や周りをみて学ぶ)
   成人する頃までには、『建前』の自分と、『本音』の自分と、
   2つの性質を持ち合わせることになる。

   日本人は、2つの自分の間をうまく行き来する能力があり、
   それを操って、日本社会で生きている。
   『建前』も『本音』も自分であり、
   そのバランスをまく保っていける。
   
   すでにこの時点で、
   多くの日本人が、二重人格者のようなものになるわけです。
   ただ、それは自然体であって、
けして病的なものではない。(ここポイント)
   

   二重人格や多重人格は、トラウマや心的障害の苦しみから自分を守るために、
   別の人格が突然生まれる、という病気。
   いろいろなストレスやプレッシャーに耐えられず、もう1人の自分に頼って、
   自分の身体を守る。 
   もう1人の自分でいるときの記憶は、自分の中には残らない。
   完全にバランスが崩れてしまっている状態です。

   日本人の話に戻りますが、
   もともと、2面性をうまくコントロールし、
   そのバランスを保つことが日常になっていて、
   これが社会的な『立場』や『地位』を守り、自分の『個』を守っている。
   ある意味、これが健康的な状態と考えられてもいい。
   結果、上記のような病的症状が現れにくい、というわけです。
   
   『本音』だけでは世の中を渡っていけず、『建前』に頼り、(会社などで)
   『建前』に疲れれば、『本音』に頼る。
     (身内、友人たちや、自分自身との会話など)

  
   このバランスをうまく保てなかった人たちが、
人間関係をうまく築けず、
   社会から『ずれた人間』 とみなされることに
   恐怖やストレスを感じて、
   ニートやひきこもりくんになる傾向にあるようです。
   彼らの中には、『建前の自分』を造れない人が多いみたい。。。
 
   『ひきこもりの国』の筆者、マイクは、『建前』と『本音』という、
   そんな窮屈で、ややこしい社会自体に問題はないのだろうか、
   というニュアンスでした。
   (そもそも、欧米人には理解しがたい文化だと思う)

   こんな感じです。
   
   説明がうまく出来てないところもあると思うので、
   質問があれば、↓コメントへ、お願いします^^
           
                   参考 引きこもりの国 :マイケル・ジーレンジガー

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by celori20 | 2007-09-27 14:18 | Comments(6)
Commented by kitene-mbh at 2007-09-28 10:40
ご無沙汰しています。
コメントありがとうございました!
日本の社会はほんとに複雑で、余計なことまで考えないといけないな~とつくづく思います。
俺は、本音と建前を使い分けるのはあまり好きじゃなかったけど、それでは社会の中で浮いた存在になってしまうので、ここは本音を言わないと自分の考えが飲まれてしまうと思ったときは自分の意見を言うようにしています。
以外に、自分の本音をぶつけると人は自分にも心を開いて本音でしゃべってくれますよ。
自分の熱い思いがあるなら全部吐き出したほうが体にもいいと思います。
でも本当に悩んだりした時は海に出たりすると気持ちが大きくなって解決への第一歩を踏み出す勇気が出たりします。
色々ストレスの多い世の中ですが、ストレスとうまく付き合ってがんばりましょー!
勉強がんばってね!
Commented by serendip_love at 2007-09-29 06:40
なるほど、日本人はもともと二つの自分を使い分ける能力を持っている、というのは納得です。そうかもしれませんね、自分では「建前」なんか使っていない、と思っていても(と思いたいだけなのかも)、やっぱり外側の自分と内側とでは、100%同じとは言い切れない気がします。それはそれで自然なことで、大事なのはバランスを保つことなんですね。面白いなぁ。

ありがとうございます!

下の写真(ジェシカさん)、本当に申し訳ないんですが、大爆笑でした♪
Commented by cazorla at 2007-09-30 07:14
アメリカ人記者によるラダイラマの長い長いインタビューが本になっているのですが 
記者「あ あの 昨日おっしゃったことと 今日は矛盾がかなりあるかと・・・」
ラダイラマ「昨日はそう思ったんだけど 今日は これが正しいと思う」
狐につままれるアメリカ人。

チベットで修行しているアメリカ人も 
たとえば初歩は 「師のいうことを信じろ」と習う
上級になった時に ある答えを言うと
「なぜそれが正しいと思うか」と訊かれ 「先日 師がそうおっしゃったので」というと「疑え 疑わなくてはだめだ」と言われる。
アメリカ人って 矛盾があってはいけないと言う世界に住んでるから
多重人格者が多いのでしょうか。 セロリさんの記事おもしろく読ませて頂きました。
何人が一番多角人格が多いのでしょうか。
少ないのは 日本人が特になのか 仏教社会なのか そのあたりも興味があります。
本音と建て前って 建前が必ずしも全面的に嘘ってわけでもなく それも自分の中にありますよね。 自然に自分の中に多重な価値観を持てる。
引きこもりってもしかしたら 日本の伝統がこわれつつあることの破れみたいなものなのかもしれないですね。
Commented by celori20 at 2007-09-30 10:28
*海男さん、
そのとおりですね!日本人だけじゃなくても、世界のみんなが何かしらストレスをかかえながらも、その中でうまく考えて世の中を渡っていると思います。生きるのって楽じゃないけど、またそれがおもしろいところなんでしょうね。たまにおもいっきり本音で語れる仲間がいれば、幸せなことなんでしょうね。今日は、海に出て何を想っているのでしょうか・・・。
はい、ありがとうございます、がんばります☆
Commented by celori20 at 2007-09-30 10:39
*村上さん
私は大の『建前』苦手人間です・・・笑 単純明快(明解)な性質なので、2面性をうまく使い分けられる器用な日本人はすごぉいといつも尊敬してます。客観的ですが・・笑。 内と外の自分、両方ともひっくるめて『自分』なので、どちらの自分ともうまくつきあっていくことが世の中を渡っていく秘訣なのでしょうね。
↓ジェシカのゴミ袋覆い姿、喜んでもらえて私もうれしいです^^
Commented by celori20 at 2007-09-30 11:02
*cazorlaさん。ラダイラマのエピソード、おもしろいですね。これで思い出したのが、日本の『社交辞令』。『今度じゃぁ、遊びに来てください』、ってアメリカ人に言ったら具体的な日時を決めて、本当にお邪魔することを計画する笑。 欧米では、『言葉の力』がとても強いです。矛盾もマイナスだし、話者には何かを発しただけの責任があります。
>アメリカ人って 矛盾があってはいけないと言う世界に住んでるから
多重人格者が多いのでしょうか。→さすがです。するどいですね。大きく関係すると思われます。
>何人が一番多角人格が多いのでしょうか。少ないのは 日本人が特になのか 仏教社会なのか →ここらへんも、おもしろそうですね。今のところ、まだ調べたことはありません。また、探ってみます。
>引きこもりってもしかしたら 日本の伝統がこわれつつあることの破れみたいなものなのかもしれないですね。→まさにそのとおりだと思います。大きく崩れてきていると思います。でも、本当のポイントは日本の伝統を維持できないことを嘆くのか、日本は大きな変革をしなければならない転換時に立っているのか、というところなんだと思います。
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アメリカ人の夫といろいろなことを乗り越えながら、ペットたちに囲まれて楽しく暮らしている日々を綴っています。


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